バドミントン大会はどうしたら楽しいかの考察です。

 

私自身“連南杯”というバドミントン大会を開催している訳ですが、何故こんな面倒臭いことをやっているかと言うと、自分が参加して楽しい大会をやりたかったからです。
この大会を始めたきっかけは、連南BCにそれなりに人が集まりだして、メンバー同士で大会形式で一日遊ぼうかと、軽いノリでミニ大会を開くことにしました。
会場は練習場所の連島南中学校で、試験期間中は日曜日も部活が休みらしく、難なく会場も確保できました。
参加者のほとんどが連南BCに来ている人、あとはその中の知り合いがちらほらといった感じでした。

右の写真は大会開始前の試合説明をする私です。

第5回ぐらいまではこんな感じで、参加人数もダブルスペア50組ぐらいだったと思います。

その後、知り合いが知り合いを呼び、急激に人数が増えていき、第6回ではとうとう96組になり、中学校体育館ではさばききれなくなり、第7回からは大きな体育館を借りるようになりました。

現在いつもお借りしている笠岡総合体育館は、岡山~福山の参加者が多い為、場所的にちょうど良いのと、駐車場の広さ、設備的な事などが都合が良いから、最近はいつもここをお借りしています。

現在(2017年8月)第21回までやらせて頂きました。
バドミントン大会はどうありたいか、どうしたら楽しいか、私の考えをまとめてみました。

よくある一般的な大会(市とか区等のの体育協会なんかやっている市民大会など)は、3~4組のリーグ戦後、1位抜けで決勝トーナメントをして1~3位を決めます。
おまけで商品が頂けるといったやり方をよく見かけます。

私はこのやり方に不満があり、いつも『なんだかな~』って思っていました。
これはこれで公共の正式な団体(市とか区)がやっていますので、
“格式“とか“ブランド“的な何か目に見えない“正式な大会”みたいな感じがあり、満足感も得られます。

連南杯を卑下するわけではありませんが、
“連南杯で1番になる”より、“市民体で1番になった”の方が、分かりやすく自慢にもなるような気もします。

ただ、このリーグ戦→決勝トーナメントのやり方だと、私の目指すところの大会では不都合が多く、連南杯では基本的に完全リーグ戦を採用しています。

何故完全リーグ戦にこだわるのか?

私の大まかな理想の大会は、参加して楽しかったと思えることです。

全国大会に繋がるような大会は、とにかく1番を目指すのが目標だと思います。
そういった大会はともかく、いわゆる草大会に参加する目的は、たくさん試合をして“一日遊びたい”、または“上手くなりたい”ではないでしょうか。
たくさん試合する為にはトーナメントでは無理ですよね。

リーグ戦後に交流戦(消化試合)などで試合数を増やす事もできますが、勝敗を待って組み合わせを決める必要があります。
参加人数が少ない時は時間的に余裕があってそういったやり方も可能ですが、参加人数が多くなると、その間の待ち時間が結構な時間のロスとなり、終了時間の圧迫になります。
最悪時間が足らなくなり、11点ゲームなんて事もあります。
何時間でも体育館の使用延長が出来て、参加者もみんなそれに対応してくれるなんて事はありえませんよね。

実際連南杯でも非常に参加人数が増えた時に時間がかかって、最後の方の試合は点数を減らせてやった事があり、時間の配分は難しいと痛感しました。
(その節はご迷惑をお掛けしました)
リーグ戦のみにして、満遍なく多く試合をした方が、時間のロスが少なく、結果、試合数も多く取れます。

元に戻りますが、小さいリーグ戦の場合、例えば3組リーグですと2試合です。
勝てばトーナメント進出で3試合以上出来ますが、負ければ2試合で終了です。
もし棄権が出た場合、1試合で終わりです。

これでは、何のために試合に来たのかわからなくなります。
時間の制限がある訳ですから、大きな大会などはそうせざる得ない時もありますが、せめて3試合ぐらいはプレイして帰りたいと思いますよね。

そういう思いがあって、私が開催する“連南杯”は完全リーグ戦を行っています。
リーグ戦のみの組み合わせは、試合順が最後まで明確で、時間を読みやすいのが最大のメリットです。
これは、参加者にも運営側にも言えることで、試合の準備(ストレッチなども含む)や、何時に帰れるなど、こと時間調整に関しては良い事づくしです。

今後、どうしても時間が足りないと判断できるぐらいの参加人数の場合は、リーグの組数を減らすかもしれませんが、ご容赦下さい。
逆にものすごく少ない場合は、通常組数のリーグ戦後、
トーナメントをするかもしれません。

もう少しだけお付き合い下さい。

連南杯では各リーグの優勝チームのみ景品を出しています。
通常1~3位まで景品を出している大会がほとんどですが、経費の都合もさることながら、うちのような草大会で、あまりにも順位にこだわって欲しくないというのが本音です。
その代わりに全員参加のくじ引きをしています。
負けても何か貰えるかもしれない”という楽しみが、参加意欲を刺激しますよね。
運営側としては、非常に面倒な作業ですが、皆様にちょっとでも楽しみを見出して欲しくて、
毎回景品に悩みながら、くじをせっせと作っています。

いつまで連南杯を続けて行けるか分かりませんが、
頑張って運営していこうと思います。

どうかこれからも連南BC共々、連南杯も宜しくお願いします。