私の友人(私と同じ年の男性)が少し病んでる様に感じて、最近よくこの事について考えているので記事にします。
バドミントンの話し以上に、ごく個人的考察ですが読んで下さい。

うつ病

心の病と聞いて、すぐに思いつくのが【うつ病】ではないでしょうか。

うつ病の代表的な症状は、「憂うつな気分」や「気持ちが重い」といった状態がほぼ一日中あってそれが長い期間続く事らしいです。

他にも色々な症状があり、判断基準が難しい病気です。

日本人では3~7%のの割合で、このうつ病にかかった事があると言われています。

詳しい事や、治療方法などはここでは触れませんが、私の友人がうつ病とは少し違うかもしれませんが、うつ病になりそうな症状で、色々と困った事になっています。

例を挙げると、人の話をろくに聞かない、人の話を折る、人の意見はすぐ反論する、よく愚痴をこぼす、交通ルールに反するような事をしている人をやたら非難する(自分自身はスピード違反もするし、シートベルトもしてない事もあるが、棚に上げている)、人の悪口を言う、ぐっすり眠れない・・・などです。

特に困っているのは、こちらが何かアドバイスなり意見などをすると、素直に聞き入れず、何でもかんでも『だけど何々・・・』『でも何々・・・』と、反意語から始まります。
彼はいつも言い訳がましく何かしら反論します。
毎回こうだと、はっきり言ってあまり気分の良いものではありません。

大阪の笑い話で、遅刻して来て最初の一言が『ちゃうねん・・・』とはまた少しニュアンスが違います。

何故,彼はいつも言い訳、反論するのでしょうか?

もの凄い知能の持ち主で、一瞬にしてこちらの言っている事の間違い、矛盾などを見つけ出し、それに対する正確な答えを導き出して、論破しようとしている?

中にはそんな凄い人もいるかもしれませんが、彼はそうではないと思います。
考えられる事は、何かしら反論しないと気が済まない、それがまた口癖の様になっているのではないかと思います。
良く言うと、自分の考えにブレがないとも言えますが、私に言わせば頑固で、人の意見を素直に聞けない面倒臭いオヤジです。
年を取って行くと段々と頑固になって行くのは仕方のない事かもしれませんが、彼の場合はちょと度が過ぎるのです。
この頑固さは彼の性格にも起因するのかもしれません。
基本的に物事を悪い方向に考える、いわゆるマイナス思考なのです。

マイナス思考の人達

マイナス思考の人は、往々にして面倒くさい人がほとんどです(個人的意見です)。
何故、マイナス思考になるのか?

自分に自信がない恐怖心が先に立つ、等かなと思います。

更に私の考えは単純明快、物事をプラスに考えられないからではないかと思います。
プラス思考というのは、簡単なようで難しいものです。
出来る人にとっては簡単な事ですが、色々な経験と知識が邪魔をして悪い事を先に考えてしまう。
更には、過去の事もすべて悪い事の思い出になっている。
考えれば考えるほど、まさに泥沼です。


針の木岳からの展望
(本題と関係ありません)

プラス思考に持って行く

では、どうすればいいの?って感じですが、
悪い事でも良い方向に考える事です。
これがプラス思考の根本だと思います。

それが出来ないから苦労する訳ですが、ひとつずつでも良いから変えて行けば、ちょっとずつでも変われるんじゃないかと思います。

人生の幸福度グラフ

少し話は逸れます。
2年ほど前に、前職の会社でやらされていた講習があったのですが、
その内容は、グループのあり方や、会社での自分の役割などの講習でした。
(実にくだらない講習でしたが、役に立った人いるのかなあ?)

その講習の中で、『人生の幸福度グラフを作りなさい。』との事。
今まで自分が生きてきた幸福度合いを年毎に0~10段階評価で表し、
その説明もして下さいとの事でした。

こんな感じの物

私は少し考え(1分ぐらいかなあ)、生まれた時を10(最高)にして、
その後は5の所を真っすぐ1本線で回答。

私の回答グラフ

適当に回答したわけではありません。
ちゃんとした理由があります。
生まれた時は誰しも最高なのではと思います。
その後の人生は、良い時もあれば悪い時もあり、1年を通せばプラマイゼロだったような気がします。
屁理屈かもしれませんが、そんなものだと思います。

例を挙げると、私の幼少期の場合、貧乏だったけど友達もたくさんいて楽しい事も多かった。
この1点(貧乏と友達)だけを天秤にかけて、どっちかに傾けば折れ線グラフになるのですが、その他の細かい出来事が1年でみれば無数にあると思います。
そういった沢山の出来事をまとめると、結局平均的な幸福度‟5になるのではないかと思うのです。
そもそも10年も20年も前の出来事を事細かに覚えてる訳無いとも思いますし、
今現在、五体満足で生きているのであらば、平均的な幸福度だったのではないかと思いました。
勿論、何年もどん底の生活を送っている人も居れば、逆にずっと絶好調の人もいるとは思います。
ただ、私の場合は、そんなに悲観的な人生でも無く、楽観的な人生でもなかったので、こういった(5点まっすぐ1本)グラフを思ったわけです。

その説明を講師は、『ユニークな考え方ですね』との事でした。

その当時の私の営業所は10人程(全員参加の講習)で、
全員の回答の後、講師からの話はこうでした。

『幸福度を上げるには、マイナスの要素をプラスに考える』との事で、
例えば、『骨折して入院、辛い日々が続いたが、久しぶりに会社を休めてリフレッシュ出来た』みたいな感じです。
そういった具合で、1個ずつマイナス側をプラス側に転化して行く。

ん?私の考え方と似てるなあ。
違うところは、プラスに持っていく事です。
私の場合は真ん中までです。
そこまで楽観的に考えられないのが私の悪い所です(笑)

まとめ

話を本題に戻しますと、要は気の持ちようだと思います。
水○黄門の歌ではないですが、『人生楽ありゃ苦もあるさ、涙の後には虹も出る』
物事をプラスに転化できる人は、自分自身もそうだけど、周りの人も明るく出来ると思います。
更に、他の人にも優しく接することも出来るようになると思います。
こんな事を書いている私自身がなかなかできない事ですが、努力はしたいと思います。

これを読んで頂いた皆様も是非、前向きに、プラス思考でお願い出来たらと思います。