2018年3月

ずっと前に玄関脇の通路に屋根を付け、そこに自転車(2台)などを置いていたのですが、
会社を起こしてから自宅で作業(工事仕事)をすることが多くなり、
この度、自力で持てる程度の物は自宅でやってしまおうと思い、
ガス(酸素、アセチレン)をこの玄関脇の通路に設置したのです。
そうなってくると、作業スペースを確保するためには自転車が邪魔になり、
別の場所に移動する事にしました。

我が家には裏手に倉庫があるのだが、家との間が約2~3mぐらいある。
ここに自転車は置けるのですが、屋根が無く雨に濡れてしまいます。
自転車用のビニールハウスみたいな物も考えたのですが、
『いっそ、ここにも屋根をかけてしまえ!』
てことで、屋根工事の始まりです。

ベース作り

今回は、柱を立てずに、自宅本体の壁から、倉庫の屋根向かって枠を取り付けます。
自宅壁に骨組みを支えるベースを縫い付けます。

夕方に撮影したため、若干暗い(´;ω;`)
材料はホームセンターで買った、2X4材
塗装は、防腐性と耐水性を考え、油性ステンシル。
壁がALCなので、プラグを打ち込んで、コースレッドで固定。

倉庫の屋根側のベースは角材を無理やり取り付けました。
どうやったかと言うと、
屋根材はスレートの波板で、これに石膏ボード用のネジとか試しましたが、
厚みが薄いため強度が出ず、その下に敷いてある合板までコースレッドでぶち抜いて、
何とか強度を確保できました。

よく見ると、壁際にネジが飛び出ています。

次の工程に進んでいる写真ですが、
上から見るとこんな感じです。

骨組みをかける

ベースが出来上がった時点で、とりあえず1日目は終了。
後日、このベースに骨組みかけて行きます。
前回、庭側に屋根を作った時に白で塗装したのが見栄えが良かったので、
今回も枠組は白にしました。
(実は塗料が余っていたので)

だいたいの寸法を測ってカットし、
その後実際にベース材に乗せて現物合わせでカットしました。
4本の骨組みです。



専用の良い金具があるのかもしれませんが、
こんなL型の金具で充分固定出来ます。
勾配があるので、金具の角度は、人力で曲げました。

ポリカーボネイト波板の下地材の取り付け

上記までの作業で、その日は終了。
次の工程は後日になりました。
波板を取り付ける為には、さらに垂直方向に枠を取り付けねばなりません。
材料は、30×40の角材が嫁の実家に在庫があり、
数日前に頂いて来ていました。
嫁の実家は建具屋をやっていて、こういった木材の調達が容易に手に入り、
大変助かっている。
30×40×3000の角材を、10本束で頂いたが、
結局5本で足りました。
上記工程と同様、白色に塗装して、取り付けにかかります。


倉庫側からスタート
3mでも長さ足りないので、途中で切って、
この様にずらして縫い付けてみたが、
見た目が悪いので、下から見える所は、骨組みの真ん中で継ぐ形にしてみた。

適当に間隔を開けて、壁際、中央、屋根側と3本の下地材を取り付け。



ここでまた一旦終了です。
最後はいよいよポリカーボネイト波板の取り付け。

屋根部取り付け

最後の大仕事、屋根部です。
骨組みの時点で気にしていたのですが、波板の長いのってあるの?
結論から言いますと、ちゃんとありました。

過去2回ほど、このポリカーボネート波板を使った屋根付けをしたのですが、
どちらも一番よく普及している、655×1820で事足りていて、
それしか知りませんでした。
調べてみると、幅は655がほとんどで、長さが色々あるらしい
長さは【尺】で表示することが多く、
上記の655×1820は、いわゆる6尺タイプになります。
また、厚みも0.5~0.7mmと幅があり、
更には材質も耐候性重視タイプなどがあるが、
【何でもOK】みたいな事を書かれた物があり、若干値段も安かったのでそれにしました。

骨組みの実寸を測ってみると、一番長い所で約2600あり、9尺が必要。
その他、8尺、7尺(2枚)、6尺(2枚)、5尺を買ってきて、 いざ取り付けです。

これまた現物合わせで長さと角度をマジックで印を付け、 金切りハサミで切っていきます。

下地材への取り付けは、傘釘を使うのですが、
私はこれが苦手で、下穴が深すぎてゆるゆるになったり、 逆に浅すぎてうまく釘打ちが出来ずに曲げてしまって、 抜いてまた打ち直したりと、なかなか上手く出来ない。


屋根側の切れ目は適当でも不具合はないと思い、
あまり気にせずカットしています。
おかげで不揃い・・・
壁側は角度を合わせないと隙間ができるので、
ちょっと切っては仮置きして、また切っての繰り返しで調整。
向かって奥側(長い方)から取り付け。
壁側、中央部は手を伸ばして打ち付け、
屋根側は屋根に上がって作業しました。

完成


下から


この右側の通路を作業場にします。
屋根が少し見えます。


反対側から見た図

なんとか完成しました。
この屋根の下は土なので、近々土間コンを打とうかと思います。
これがまた大変な作業で・・・・(-_-;)