2018年4月29日~5月1日
立山へ行って来ました。
今回は、N氏と二人旅です。
2泊の予定でしたが、諸事情により1泊で帰りました。
荷物の写真は、食料が入っていません。
テント、寝袋等、主要装備
画像上の方に猫の背中が見えています(笑)
GWの立山は異常に混みますので、駐車場確保の為にこちらを夕方に出発しました。
おかげで夜中の1時ごろには立山駅に到着し、第一駐車場に停めることが出来ました。
朝の5時半ごろにバス停に並んだ写真がこちら
翌日が平日にあたるので、結構空いていて、2番目の便に乗ることが出来ました。
ケーブルカー乗車
殆どのお客さんが、いわゆる観光客で、私たちの様なテント泊装備は少数派です。
バスに乗り換え
美女平からバスに乗り換えて、約50分かけて室堂まで向かいます。
人が多い時は補助席まで使いますが、今回は広々~
しかも結構新しめのバスで、各席にUSBの充電ポートまでありました。
林の中を進み、徐々に雪の壁が見えてきます。
有名な称名滝
更に進みます
段々と雪の壁が高くなってきました。
今年は最高で17mあったそうです。
剣岳がきれいに見えていました。
室堂到着
寝不足の為、バスの中でうつらうつらしていたら、到着しました。
素晴らしい天気に思わずニッコリ。
テント場までは危険個所もないので、チェーンアイゼンで行きました。
今回 最初の雷鳥。
いつ見ても癒されます。
よく見ると2羽居ました。
ほとんど下りなので、苦も無くテント場へ。
テント設営
既に撤収した人も多くみられ、設営場所は選び放題!
しかも、しっかり整備されていて、ほとんど修正なしでテントの設営が可能でした。
荷物をデポして、一の越~雄山を目指します。
一の越までの道のりは、雪上車のキャタピラの後を歩きます。
平坦な道が続き、荷物も軽いので楽ちんです。
1時間くらい歩いた所で、急登に差し掛かります。
ここからがきつい!!
右側からの迂回路を通ります。
何度か休憩をしながら、何とか【一の越】に到着です。
雄山へGO
本日のメインイベント、【雄山】へ登ります。
なんと【一の越】から上は、雪が飛ばされていて、アイゼンもピッケルも不要でした。
途中の岩場で雷鳥発見
中腹の広い所で一休み
雄山山頂到着
寝不足と軽い高山病で、とってもしんどかった~
頂上付近は風が強くて、とても寒かったので、早々と退散。
帰り道でまたもや雷鳥を発見
テントに帰り、夕ご飯の下準備をして、
雷鳥荘(だったかな?)へ風呂に入りに行きました。
立山でのテント泊の良い所は、お風呂に入れるという、素晴らしい特典があります。
しかも普通に石鹸、シャンプーが使えます。
夕ご飯を済ますころには、すっかり日が暮れていて、片づけを済ませてそのまま就寝です。
ここでハプニング発生!
N氏のエアーマットがエアー漏れを起こしていることが判明。
エアーマットのエアー漏れはただの薄いシートでしかありません。
当分は我慢してたみたいですが、どうにも冷たすぎて寝付けない様子で、
私の座布団がそこそこの大きさがあるので貸してあげて、それを背中に敷いて、あとはザックと着替え等でカバーし、何とかしのいだみたいです。
夜中に目が覚めたので、気温を見ると
8.3℃ ・・・ 思ったより寒くない。
マットって大事だなあと感心。
夜明け前には、5℃ぐらいになってました。
2日目になりました。
快晴です。
実は昨日の雄山登山で、満足してしまい・・・・
ウソです。
疲れ果てて心が折れてしまい、
話し合いの結果、『朝ゆっくりして、1泊で帰ろう!』て事になりました。
テント場から室堂までは、当然ですが行きと逆なので、殆ど登りです。
昨日の疲れが残っていて、辛い辛い!
みくりが池温泉の近くで、夏場に見える池を発見。
いつもは雪に隠れて見えないのですが、今年は雪が少なかったので見えたみたいです。
みくりが池温泉で長めの休憩です。
天気が良かったので、ソフトクリームを頂きました。
ここのソフトクリームは絶品です。
お昼前に室堂に到着し、そば屋で白エビかき揚げのそばを頂きました。
手打ちではないのですが、しっかりとしたそばです。
これがまた美味い!
バス、ケーブルカーともさほど混んでなく、特に待ち時間を要することもなく、立山駅まで帰りました。
今回、2泊の予定を1泊にしましたが、満足のいく登山でした。
やはり気の合った友人との旅行は楽しいものです。
3年連続でGWに立山に来ましたが、ピークを踏むことがなく、
今回ようやくピークを踏みました。
ピッケルを使えなかった事が心残りですが、怪我もなく良い登山だったと思います。