登山中の行動食について

登山中の行動食のお話です。

登山をしない人には聞きなれない言葉ですが、簡単に言いますと、行動中に（歩きながら）食べる食べ物です。
本格的に縦走等をする人は、昼食の為の休憩は取りません。
この行動食で済ませます。
ちなみに私は、縦走する時でもしっかり休憩を取りたい派ですので、正確には行動食とは言えないかもしれません。
したがって私の場合は、行動食というより“おやつ”に近い感覚です。
この“おやつ”・・・もとい、行動食にいつも悩みます。

登山に持って行く訳ですから、重いものはＮＧです。
理想を言えば、軽くて小さく、食べやすくて、高カロリー低脂肪で、しかも美味しい。

なかなかハードルは高いです。 

私は、必ず持って行く物もあれば、その日の気分、行程、季節などを考慮して変えています。
最近いつも持って行く物は、カロリー補給用のゼリーです。

少し重たいのがネックですが、水分補給も兼ねれるのと、本当にバテた時なんかは、固形物が欲しくない時がありますよね。そんな時にこの手のゼリーは、つるっといけて体力回復に役立ちます。

私はこれを、にバドミントンの練習前、練習中に飲む事もあります。
小腹が空いた時にちょうど良いのです。 

夏場によく持っていくのが、ビスケット系です。軽くて、暑い日でも腐らないのが良いですね。
最近のお気に入りはコレ。
旨いです。 

外国で人気なのが、シリアル系。
朝食に良く食べるアレです。
このシリアルに、ホシブドウ、イチゴ等のドライフルーツ、ナッツ類を混ぜて
【トレイルミックス】と呼ばれています。
私もオリジナルで作った物を、ナルゲンボトルに入れて、歩きながらボリボリ食べています。
私のトレイルミックスの中身は、シリアル＋ホシブドウ、モモ、パイン、アーモンド、ジャイアントコーン、柿ピー、等をその日の気分で配合します。

シリアルのお気に入りはコレです。
甘くて美味しい～。

秋から冬にかけては、チョコレートをよく持って行きます。
行動食より、非常食のイメージが強いですね。
糖分は脳を活性化させ、疲労回復、カロリー摂取に優れています。
私は甘い物が好きなので、チョコレートは必須アイテムです。
真夏は溶けてしまいますので、替わりに羊かんを持って行ったりします。
手がべとつくのが面倒ですが、手軽に食べれてお勧めです。

 その日に食べ切るのであれば、おにぎりもお勧めです。
シャリバテという言葉があるくらい、米は大事なカロリー補給食材です。
ご存知かと思いますが、米は炭水化物が豊富ですので、消化後糖分に変わります。
それによって、カロリー補給に繋がります。

何よりも、日本人にとって米は主食ですので、気分的にも満足感が高いですよね。

 行動食とはちょっと外れますが、登りではかなり汗をかきますの、それによる塩分不足になり、熱中症になったり、足がつったりします。
その予防アイテムに塩飴が良いです。
私は、塩飴の他に普通の飴も持って行きます。
口が寂しい時や、冬場の乾燥してる時なんかに舐めながら歩いています。

 いかがだったでしょうか？
体力維持、補給の為に持って行くのですが、たくさん持って行くと重くなるし・・・
といった葛藤があり、冒頭に述べた“行動食に悩みます”になります。

こうやって悩んでいるのも楽しいのですけどね。