TIG溶接機を導入しました。

めったに使う用事もないのですが、TIG溶接でないと難しい事がたまにあり、
国産の中古品なども検討しましたが、

ネットで中国製を購入しました。

仕様は
交直両用 インバーター 220A パルス機能付き
これの良かった点は、アースと手溶接トーチの本体側のソケットが同じ形状で、
溶接棒側を、プラスマイナス両方で使用できる点です。

どういう事かというと、
交流を使う場合は、プラスマイナスがどちらに来ようと関係ないですが、
直流で使用する場合、
軟鋼系の溶接は、棒をマイナスにし、
硬化肉盛などの特殊溶接は、棒側をプラスにして使用します。

溶接機はこんな感じです。

ちゃんと初期電流、アップ(ダウン)スロープの時間も設定可能。
パルス幅なども調整出来ます。
これだけの機能がついて、50,000円弱で購入出来ました。
たしかにケーブル類とかジョイント部分は価格相応の物ですが、
たまに使う程度でしたら、充分のクオリティです。

設置場所は、このブログ中にも書いています、家の裏手の倉庫前です。
一応屋根はついていますが、雨の強い日とか、水濡れが心配なのと、
TIG溶接機は精密機械なので、ほこりを嫌いますので、
何か囲いが必要と思い、
こんなものを作りました。


下の部分に溶接機本体を収納しています。
蝶番を付けて、パタパタと開きます。
上部はトーチなのどの収納スペースにしています。
材料は、2X4材で骨組みをし、棚板は貰い物の化粧板、
下部の蓋はMDF。
サイドと、天板の白い板は、段プラを使用しています。
ダンプラは水にぬれても平気なので、
こういう、強度のいらない場合は重宝します。

TIG溶接に欠かせない、アルゴンガスはこの左側に設置

TIG溶接は仕事で使うより、遊びごとで使う事の方が多いような気がしますが、
いざ要る時には、ないと外注先に走らないといけない事を考えると、
導入して正解かな?と思うことにします。