2018年9月18日~19日
黒部峡谷に行ってきました。
今回も友人N氏と二人旅です。
当初の予定は3泊4日で、雲ノ平へ行く予定でしたが、
4日の内2日は確実に雨模様だったので、予定変更でこちらにしました。
行程は、いつものように車移動で、福山から出発、岡山のN氏をピックアップ、
北陸道経由で宇奈月温泉駅まで。
トロッコ列車発着地の駅のすぐ前から一段高い所に駐車場がありました。
ここから約1時間ちょっとのトロッコ列車で欅平へ向かいます
一般席と、リラックス席と別れており、
一般席はトロッコ列車名物?の窓がないオープンな席。
対して、リラックス席は普通の電車の席です。
(リラックス席の方が500円高かった)
我々は、朝ちょっと肌寒かったので、奮発してリラックス席の乗りました。
乗り込む車両は、乗車券購入時にどちらのタイプも決められていましが、
車両の中で席選びは早いもの勝ちでした。
紅葉シーズンでもない平日なので、駐車場はおろか、トロッコ列車もガラガラで、好きな所に座ることが出来ました。
列車は黒部峡谷に沿って走ります。
途中の景色は素晴らしいものがあります。
駅が何か所かありますが、そのほとんどが、関電の職員用と思われる駅でした。
野生の猿の為に作られた橋だそうです。
何の建物か忘れました。
水の色がすごい!!
とか何とかで、欅平駅に到着です。
改札を過ぎると、こんなものが
思わず横に『46』と落書きしてやろうかと思いました。
N氏もにっこり
この看板のすぐ右のあたりに登山口があるのですが、ちょっと解り辛くて、
駅周辺を散策してしまいました(;^_^A
ここから約40分登ると展望台がありました。
後から思うと、この登り始めの40分が一番きつかった。
ちなみにこの付近までは電話は通じましたが、
水平歩道後半から、阿曽原温泉は音信不通になりました。
私はドコモ回線、N氏はソフトバンク回線です。
阿曽原温泉の人の話だと、auがたまに繋がるらしいです。
そこからもう少し登ると、水平歩道の始まりです。
とにかく道幅が狭く、しかも下は谷底、山をくりぬいてる所は高さも低い。
テント装備のザックだと何度もテントの頭をこすります。
更にトンネルがあり、天井の低い所は中腰で歩かなければなりませんでした。
いったいどうやって作ったんだろう?
谷の真ん中に雪の塊が残ってました。
欅平~阿曽原温泉までは、のんびり歩いたのもあるのですが、
5時間以上かかりました。
水平歩道はほとんど高低差の無い、名前の通りの道でしたが、
見ての通り非常に歩き辛くて、距離の割には時間がかかった印象です。
今まで経験したことが無い道々だったので、
テント装備のザックを担いでの行程は、初めこそ感動しましたが
後半は飽きてきて、温泉だけを惜しみに頑張りました。
阿曽原温泉到着です。
受付を済ませ、テント設営。
我々を含め、4張りしか居ません。
水は使い放題です。
すぐ奥にトイレがあります。(ちゃんとした水洗トイレでした。)
手前のクリーム色がN氏、奥の緑が私のテントです。
貼り綱用に石が転がっていて、ペグダウンは不要でした。
この左側から少し高い位置に小屋があります。
テントの右手の景色
手前のコンクリの塊は水場です。
その奥の白い建物がトイレです。
この写真右手に下に降りる道があり、
“日本一遠い温泉”阿曽原温泉があります。
多分、5時間歩かなくてはたどり着けない所から来たネーミングだと思いますが、
このテント場から、さらに10分下に降りなくては行けない位置にあるのが、
疲れた体には地味に辛い。
この温泉は、浴槽がひとつしかありません。
下の写真でも解りますが、囲いも何もありません。
その為、男女入れ替え制で、このようになっています。
なんと、20:30~13:30は混浴!!
とりあえず、男時間に行きました。
浴槽の縁に石鹸が置いていました。
山の温泉で石鹸が使えるのはありがたいです。
夜中に2度ほど浸かりに行きましたが、
女性は来ませんでした(残念)
夕ご飯を済ませ、ネットも何も繋がないから、する事もなく程無く就寝。
軽量化の為、シュラフはモンベルのインナーダウン+シュラフカバーをチョイス。
結構寒かったです。
夜が更けるに伴い、重ね着をし、風呂に入っては体を暖めたりして、何とか凌ぎました。
素直にいつものモンベル#3ダウンシュラフを持ってくれば良かったと反省。
翌朝
山小屋に頼んでいたお弁当を引き取り、軽く朝飯を食べて、
阿曽原温泉を後にしました。
2日目は同じ道をピストンなので、特に記述する事もないのですが、
欅平→阿曽原温泉への道は若干登っているので、
帰り道は、1時間近く早く着きました。
最近はちょっとした登山ブームで、休日の混雑は嫌になっていたので、
今回の平日の行程は、とても快適でした。
自営業(自由業)ならでは事です。
ちなみにN氏は秋休みでした。
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